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「ダイエットが続かない」から卒業!3日坊主になる理由と対策を解説

ダイエットが続かない…私が甘えているだけ?

「次こそ痩せよう!」と思い意気込んだのも束の間、3日後には元の生活に戻ってしまった…。そして続かない自分に「なぜ甘えてしまうんだ!?」と自己嫌悪になる。

こうした経験をされた方は少なくないのではないでしょうか?

この記事では、特に忙しい女性が陥りがちな「3日坊主」の悩みについて、続けられない理由と、習慣化するためのヒントをご紹介します!

4カ月の食事管理、3年間朝ジム生活を継続中。
習慣化の女王です!

ダイエットが続かない本当の理由

多くの人が陥る「継続できない落とし穴」はどこにあるのでしょうか?「意志が弱いから」と自己否定する前に、対策を打つために続かない原因をしっかり理解しましょう。

食事制限が厳しすぎる

カロリー制限や糖質制限といった、極端な食事制限は一時的には体重が減ります。

私も月曜断食と勘違いして行ったカロリー制限で、4カ月で12kg体重が落ちました。しかし、栄養不足でめまいがしたり、夕方体がぐったりしていました。疲労やストレスがたまっていたんです。(良いか悪いかは別として)週に1日チートデーなる爆食日を設けていたので、なんとか継続することができました。

でも、休息なしで厳しい食事制限をすると「もう無理!」と、ある日突然心が折れてしまうことが多いです。結果、リバウンドしやすくなります。

運動が激しすぎる

いきなり毎日1時間のランニングを始めると、体も心も疲れてしまい、続けるのが難しくなることがあります。

特に、普段運動していない人が急に激しい運動を始めると、「こんなにきついなら無理かも」と気持ちが折れてしまうことが多いです。

また、筋肉に負担がかかりすぎて、強い筋肉痛が起こることもあります。その結果、「痛くて今日はもう動けない」と感じてしまい、それが繰り返されるうちにモチベーションがどんどん下がってしまいます。

無理のあるペースで始めると、体も心も限界を迎えてしまい、挫折しやすくなるのです。

睡眠が足りなすぎる

仕事が忙しい、夜遅くまでスマートフォンを見てしまった、趣味に没頭していたなど、でついつい夜更かしをしてしまうこともありますよね。「寝る時間がない」という状況が続くと、ホルモンバランスが乱れやすくなります。

満腹感を伝えるホルモンが減少すると、逆に食欲を刺激するホルモンが増えてしまいます。これにより、お腹が空きやすくなり「つい食べ過ぎてしまう」ことが増えてしまうのです。

また、睡眠不足の影響で疲れが取れず、エネルギーを補おうと高カロリーな食べ物を欲することもあります。このような状態では、ダイエットを頑張ろうとしても成果が出にくく、続ける気力も失われやすいです。

完璧じゃなきゃダメだと思っている

ダイエットを始めるときは、「絶対に痩せるぞ!!」と、やる気に満ち溢れていると思います。そのため、高い目標を設定しがちです。「毎日欠かさず1時間運動をする」「お菓子を一切食べない」といった厳しいルールを自分に課すことがよくあります。

でも、少しでも計画通りにいかないと、「ああ、もう無理だ…」「私にはできないんだ」って思ってしまうこと、ありませんか?特に忙しい日が続いたり、思わぬ予定が入ったりすると、自分を責めてしまいますよね。

「絶対完璧にやらなきゃ!」という気持ちが強すぎると、ストレスになってしまうのです。結果的に「もういいや!」と投げ出してしまう人も多いです。

習慣化できるダイエット3つのコツ

最初は毎日やる

ダイエットを習慣化するためには、最初の数週間が勝負です。「週3回」などのペースを目指すよりも、最初は毎日続けることを目標にしてみましょう。人間は、毎日やることで「これが当たり前」と思えるようになります。たとえば、1日5分のストレッチでもいいんです。毎日繰り返すことで、「やらないと気持ち悪い」と感じる状態を目指しましょう。

ハードルは鬼低く、とにかくスモールステップを

頑張りすぎるのはNG!目標はできるだけ低く設定してください。たとえば、「筋トレを30分」ではなく、「スクワットを5回」くらいからスタートしてみるのがおすすめです。

私は「とにかくジムへ行く」ことを目標にしていたよ!

「これくらいならできそう」という小さな行動を積み重ねていくと、自然と「もっとやってみよう」という気持ちが生まれます。ダイエットで大事なのは、まず行動を始めることなんです。

今ある習慣と新しい習慣を組み合わせる

新しいことを始めるのは難しいですが、今ある習慣とセットにすることで簡単になります。

たとえば、「歯を磨いた後にストレッチをする」「朝のコーヒーを飲みながらカロリー記録をつける」など、既にやっていることと組み合わせるとスムーズに取り入れられます。日常の流れの中で「ついで」にできる形にするのがポイントです。

一つ増やすなら一つやらないことを決める

新しい習慣を増やすときには、無理にあれこれ詰め込むのではなく、何か一つをやめることも考えましょう

たとえば、「夜のSNSタイムを減らして、その時間をウォーキングにあてる」「お菓子を買う頻度を減らして、その分で健康的な食材を買う」など、何かを減らすことで、自然と新しい行動が習慣になりやすくなります。

無理なく生活に取り入れるためには、バランスが大切です。

目標を達成できなくても自分を責めない

そして何より大切なのは、目標通りにいかない日があっても、自分を責めないことです。人間、誰だって忙しい日や気分が乗らない日がありますよね。それなのに、「今日は運動できなかった…」「また食べすぎちゃった…」と自分を責めてしまう。そうすると、モチベーションが下がり、ダイエットそのものを投げ出す原因になります。

完璧を求める必要はありません。大切なのは、たとえ1日や2日休んでしまっても、また次の日から再開すること。少しずつでも続けていれば、やがて成果は出てきます。「今日はできなかったけど、明日はやろう」「心のエネルギーチャージのために息抜きも重要」と前向きに考える習慣を身につけると、ダイエットがもっと楽に続けられるようになります。

まとめ:小さな一歩を積み重ねて、無理なく続けるダイエットを

ダイエットが続かない理由は、決して「甘えているから」ではありません。無理な目標を設定したり、完璧を目指しすぎたりすることが、挫折の原因になりやすいのです。

まずは、「最初は毎日」「ハードルを低く」「今ある習慣にプラス」「一つ増やすなら一つ減らす」「目標を達成できなくても自分を責めない」というコツを取り入れてみてください。完璧を目指す必要はありません。たとえ途中で休む日があっても、それを「リセット」ではなく「調整」と考え、また次の日から少しずつ続けていけばいいんです。

ダイエットは短距離走ではなく、長い旅のようなもの。焦らず、自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう未来の自分が笑顔になれるように、一歩ずつ前進していきましょう。

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